死と花嫁
このところWEB SHOP作りという水面下作業に追われていたのでなかなかブログが更新できなかったのですが、ようやくそれも一段落したのでまたあれこれ記事をアップしていこうと思っています。とはいえエキサイトブログの画面がかなり改悪されていてげんなりです。。。広告がつく程度ならまだ我慢できるのですが、細かい部分で嫌なところが多く、本当に残念に思っています。ブログを引っ越すつもりは全くないですが、この環境に慣れるまでは多少イライラが続くかもしれません。

WEB SHOPの立ち上げと定番品の増産が目下の作業なのですが、次なるアクセサリーの展開と発展のために現在資料を積極的に収集しています。今日ご紹介するものたちも、時間はかかりそうですが将来作品に結びつくものかと。頭のなかにぼんやりとしたイメージは描けているのですが、それを実際に作り出す技術がなかなか追いつかないし(技術が私に一番欠けているものだと自覚しています)、また販売できる作品としてイメージをまとめあげるにはまだ時間が必要な感じです。

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私が今一番興味を持っているのはモーニング・ジュエリー、その中でも特に遺髪を用いたアクセサリーです。書籍も資料にはなりますが、やはり実物を所有したくて少しずつ買い集めています。

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これはガラスのなかに遺髪をおさめた小さなブローチ。髪は編まれ、ぐるりとシードパールで囲まれています。写真で見ての通りシードパールがポロポロと欠けていて、そういう意味では状態はあまりよくないのでしょうが個人的にはこの朽ちた感じが気に入っています。モーニング・ジュエリーについてはまた今度改めてエントリーを書くつもりです。

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iPhone写真。アンティークの花嫁のベール。ワックスフラワーの花は単品でいくつか持っていましたが、このようにヘッドピースとしてまとまっているものは初めて手に入れました。ベールの部分は破れが見られ、だからこそ解体して素材に使っても惜しくないと思って仕入れた品です。古いチュールの質感がなんとも好きで、将来このチュールをいかしたアクセサリーを作りたいなと考えているところです。

婚姻と死は言うなれば人生の明と暗と言えるかもしれませんが、まだ上手く言葉にできないのですが自分のなかでは不思議とそう遠いイメージではありません。しばらくは「死と花嫁」をテーマに、素材やインスピレーション探しの日々が続きそうです。


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レースという素材も大好きなのですが、まだ自分の技法や作風を確立できていなくて、どうしようかなぁと思いつつ集めています。上は百合の模様が気に入って買い求めたレース。下は黒のレース。喪や弔い、あとは単純に黒のアクセサリーが好きというのもあり、黒いレースを探し求めています。普通の白や生成のレースに比べると数が少なく、なかなか気に入ったものを見つけるのが難しいのですがこれは一目惚れでした。写真だとあまり素材の良さが伝わらないのが残念ですが…。高めのレースでしたが、思いきって在庫をすべて買い取りました。レース関係はしばらくは作品にならない予感がしていますが、ゆっくり時間をかけて納得のいくものを作り上げようと思っています。

それにしても最近は創作関係のブログばかりですねー。少しはお洋服やファッションのことも話題にしたいです。今年はセールを我慢しているのですが、買ったままアップしていない服などもあるのでそれを買い物記録として残していこうかな。
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by yuriha_ephemera | 2010-07-10 16:16 | アクセサリー | Comments(8)
Commented by at 2010-07-12 01:56 x
身体の一部をガラスや樹脂に封じ込める、という儀式に昔から興味が有るのですが(あと、グリーフワークの歴史にも興味が有ります)
モーニング・ジュエリーの話は大変興味深かったです。

アクセスが悪く諦めかけた「時の宙づり」展に行ってみたくなりました。
http://www.izuphoto-museum.jp/access/index.html
貴重なもので難しいかもしれませんが、機会があれば東京でユリハさんのモーニング・ジュエリーのコレクションを拝見してみたいです。
Commented by yuriha_ephemera at 2010-07-15 20:11
泡さん>
私も身体の封じ込めには興味があって、でも自分のやりたいことは骨ではないんだよなぁ…などと考えている時に遺髪のアクセサリーに出会って「これだ」と思いました。
今度東京に来られる時がありましたら現物をはじめ書籍関係の資料もお見せしますよ。
収集癖があるので、きっと上京される頃にはもっと増えていると思います(笑)。
Commented by みどど at 2010-07-21 00:51 x
遺髪を封じ込めたモーニング・ジュエリー…。
すごく興味がわいています。

関連書籍なども読んでみたくなりました。
今度お会いした時、いろいろお聞かせいただければ幸いです。そして花嫁のヴェールとレースもすごく素敵ですね。
Commented by yuriha_ephemera at 2010-07-26 21:28
みどどさん>
こんばんは。すっかりコメントが遅くなりました。
今日ちょうどまるまる一冊遺髪のアクセサリーの本が届いたので、時の宙づり展の時にお持ちしますね!
待ち合わせについては近々ご連絡いたします。
お仕事がお忙しそうですが、どうぞお体にご自愛下さいね。
Commented by 宇宙ステーション at 2010-07-28 23:03 x
日本だと映画化やテレビ放映も果たした「余命一カ月の花嫁」というのがありますよね。清澄で汚れがないイメージなのでゴシック主義の退廃的なものよりも幅広い人に受け入れられるかも。
Commented by yuriha_ephemera at 2010-07-30 22:43
宇宙ステーションさん>
私は清澄で汚れがなくかつ退廃的なものが好きですね(矛盾していますが)。
ゴシックほど黒々しくはなく、かといってきれい一辺倒ではない何かを探し求め、また生み出したいのだと思います。
一般受けはしないでしょうが、個人的には納得済みです(笑)。
Commented by gosouthhh at 2011-07-24 09:02
こんにちは、ヲチです。
ツイッターからお邪魔させて頂きました。

偶然にも、不肖ヲチ、モーニングジュエリーに興味があります。
同様に遺髪のものと、他白エナメルに興味を持っておりまして。

少しずつ買い集めているのでございます....まさかここで同志に出逢おうとは!

でも、最近はなかなか出逢わなくなりました....
もし良かったら、コレクション拝見させてくださいまし。


Commented by yuriha_ephemera at 2011-07-26 12:08
ヲチさん>
コメントをありがとうございます。なんとヲチさんもモーニングジュエリーにご興味をお持ちとのこと。同士がいて嬉しいです!少数ですがモーニングジュエリーを所有していますし、また洋書も一冊持っていますので、今度お会いしていろいろお話できれば嬉しいです。
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