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再び、宵待草
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水曜の夜は、Aさんと待ち合わせて吉祥寺の宵待草へ。8月末に27年の歴史を閉じた宵待草は、10月より新たにギャラリーとして運営されています。本当は16日まで開催されていた香莉みあきさんの展覧会に行きたかったのですが、多忙のため都合がつかずに残念。嶽本野ばらさんの新刊『アラジンと魔法のお買物 千夜一夜騎士』の挿絵原画展でぜひとも見たかったのですが…。この本、野ばら本としては久々に新刊で買ったのですが、買物エッセイというわけで気軽に楽しく読めました。基本的に買物エッセイは好きです。あと彼の買物っぷりには少し共感してしまいます(笑)。

行って初めて知ったのですが、以前のようにスイーツや軽食はないもの、コーヒーや紅茶、そしてハーブティーや赤玉ワインなど簡単なドリンクはいただけるようになっていて、これがとてもうれしかったです。宵待草のハーブティーはとても好きなのです。今回は時間がなくて注文できませんでしたが、あの空間の中でお茶を飲むのはとても好きだったので、またこうしていただくことができるのは幸せ。もちろん以前と全く同じではないけれど、私の好きな宵待草の雰囲気はまだ残っていて、安心しました。

慌ただしく宵待草を後にして、同じく吉田キミコさんが経営されているカフェうさぎ館へ。ここでガレットとお茶をいただきました。でも8時閉店なので、やっぱり慌ただしい…。大正浪漫の匂いが濃い宵待草に比べて、うさぎ館はその雰囲気にフレンチテイストを加えた感じ。一般的には宵待草よりも、うさぎ館の方が入りやすい雰囲気でしょう。宵待草は、乙女たちの秘めやかな花園。その雰囲気はこの世界を愛する者を親密に包み込んでくれますが、逆にそれが立ち入ることのできぬバリアとなる可能性も。私はそんな宵待草が大好きでしたが。話しが逸れましたが、うさぎ館は素敵なお店でガレットもおいしかったし、これからはここにも通おうと思っています。

うさぎ館を出た後は、河岸を変えるべく駅前へ。Aさんに教えていただいたゆりあぺむぺるは残念ながら定休日だったけど、とても素敵な外観だったので今度吉祥寺に出かけた時に立ち寄ろうと思っています。好きな古書店バサラブックスのすぐ近くという立地も覚えやすいので方向音痴にはありがたい。

結局近場のお店に入り、10時頃まで尽きぬおしゃべりを。Aさん、お忙しい中お会いして下さりどうもありがとうございました。また東京で一緒に遊びましょう!
by yuriha_ephemera | 2007-10-19 09:20 | カフェ・食べ物
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