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告知*工作舎「本の仕事人」にインタビュー掲載
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工作舎のサイトに連載されているコンテンツ「本の仕事人」にインタビューが掲載されました。Oさんに続き工作舎ファンその2として、読者の視点から工作舎や本について語っています。10代の頃に出会って以来工作舎の本は常に知的好奇心に刺激を与えてくれる存在でありました。そんな憬れの工作舎からインタビューのお話をいただけて、本当にうれしいです。工作舎のサイトは「賢治と鉱物」をはじめ、連載コンテンツも大変充実しています。ぜひインタビューを合わせて御覧になって下さいませ。話しの中心が科学ですが、ご存知の方もいる通り私は現在人文系の領域で研究を行っています。しかし、私の出発点はまぎれもなくこの「科学精神」なのです。私の中にはいくつも矛盾する要素が混在し、それは連続でありまた非連続でありつつ知的好奇心という軸に貫かれ、断層のように積み重なって<由里葉/もしくは別な名前を持つわたし>という存在を形成しているのです。そんな私の今までの曲がりくねった歩みがインタビューの中に詰まっている気がします。また科学ばかりではなく、最近は書物と人との関わりについてもよく考えています。本と人とが交差する場に対する想いは日増しに強くなっています。インタビューの注釈の中にも触れてありますが、春の一箱古本市は助っ人として参加する予定です。こちらの件はまた改めて告知いたします。

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私の本棚にある工作舎本の一部を積み上げてみた写真です。もちろんこれが全部ではなくてまだまだあるのですが、ぱっと目についたものを並べてみました。写真だけではわかりにくいと思うので下から書き出してみると松岡正剛『遊学の話』、『遊』第一期第二号、『遊 野尻抱影・稲垣足穂追悼号』、『全宇宙誌』、『ムットーニの不思議人形館』、ジャック・ロジェ『大博物学者ビュフォン』、荒俣宏『大博物学時代』、『日本の科学精神2』、津島秀彦+松岡正剛『二十一世紀精神』、『20周年記念出版 ブックマップ』、稲垣足穂『人間人形時代』、荒俣宏+松岡正剛『月と幻想科学』、レオ・レオーニ+松岡正剛『間の本』、レオ・レオーニ『平行植物』、ロレンス・ダレル『予兆の島』です。……ああ、なんだかとっても偏ったセレクションですね。工作舎の本の中でも、特にある一部の方向に偏っていますよね。さらっと選んだだけなのに、私という人間の内面が如実に現れているラインナップになってしまって少々恥ずかしいです(笑)。
by yuriha_ephemera | 2008-04-22 19:33 | 活動の記録
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