カテゴリ:フレグランス( 2 )
すみれの花の砂糖づけ
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先日注文した一本、ラルチザンの「VERTE VIOLETTE」が届きましたのでご紹介。私はスミレの花がとても好きです。青や紫系統のお花は基本的になんでも好きなのですが、その中でも特にスミレに惹かれます。菫と漢字で書いても美しい。しかしスミレの香り自体は、なかなか手強いものです。以前アニックグタールから出ている「La Violette」(ラ・ヴィオレット)を試したのですが、スミレのシングルノートなためかかなりパウダリーくさくてボトル買いは断念。何かよいスミレの香りはないものか…と探していた時にこれと出会いました。

香りの構成がわからないのですが、スミレをベースにしたブレンドです。特に感じられるのがベリー系の甘酸っぱさ。たぶんカシスだと思います。このベリーがブレンドされることにより、スミレ独特の匂いが中和され、なんとも言えない香りに仕上がっています。なんと表現したらいいのでしょうか、私は「スミレの花の砂糖づけ」という言葉がふと頭に思い浮かびました。かわいらしくて、でも甘ったるくない、涼やかな青いスミレ。実は購入する前までは、もっと大人っぽい香りかと思っていました。でも、そんなことはなかったですね。決して子供っぽくはない。でも少女性のある香りだと思いました。ベリーの甘酸っぱさがあるせいか今の季節でも全く大丈夫で、最近は毎日こればかり使っています。非常にお気に入りの一本です。私は、トップのやや化粧くさく粉っぽい香りが飛んでベリーとスミレのハーモニーが絶妙なバランスを醸し出すミドルノートが一番好みかな。

ちなみにエントリーのタイトルは江國香織さんの詩集から取りました。借用しておいてなんですが、私この本は非常に苦手でして…。タイトルや装幀は美しいなとは思いましたけど。詩の中では冒頭の作品、「すみれの花の砂糖づけをたべると 私はたちまち少女にもどる だれのものでもなかったあたし」がその中では一番好きかなと思います。江國さんは、初期作品の方が好みでしたね…。そして写真の背景に使っている本は、『暖炉の火のそばで ターシャ・テューダー手作りの世界』です。世の中のなんちゃってスローライフとは比べてはいけない、強固なまでの信念に貫かれた彼女の世界。彼女の本を眺めていると、子供の頃暮らしていたアメリカで見たアーミッシュの人々のことをふと思い出します。子供の私の目に映るあの人たちは本当に不思議で、同じアメリカの同じ時間に住んでいるとは思えませんでした。私たちと彼らの間には断絶があって、私は今ではない過去の時を見ているのではないか、と。

値上がりしたラルチザン、私は当分店舗で買うことはなく通販に頼ることになりそうです。私がよく利用しているネットショップはParis Waveです。ディスカウントを求めるには不向きのお店ですが、サービスを含め対応がとても良いしまた品物も豊富なので、おすすめです。私の好きなアニック、ラルチザン(こちらでの表記はラルティザン)、そしてセルジュ・ルタンスもここで買うことができますよ。今回注文した時もラルチザンのサンプルが二種類同封されていて、これもまたうれしかったです。ラルチザン話しが続いたので、次はアニックでも。
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by yuriha_ephemera | 2006-08-03 18:38 | フレグランス | Comments(2)
しあわせなお菓子
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お気に入りのフレグランスの紹介です。いろいろあるのですが、まずは今の時期によく使っているものから。ラルチザンパフュームの「ジュール ド フェット」(祝福の日)です。

結婚式のお菓子ドラジェをイメージしたというこの香りの香調はライトバニラ。ふんわり甘やかながら軽さもあり、夏にも使えるバニラです。バニラの香りは大好きなのですがどうしても香りが重くなりがちで夏は難しいと思っていたところに祝福の日と出会い、すっかり惚れ込んでしまいました。トップノートは甘いアーモンド、月桂樹。ミドルノートは青い麦、白いアイリス。ラストノートは黄金色の麦、ブルボンのバニラ、白い杉。とのことですが、鈍感な私の鼻ではそこまで香りを嗅ぎ分けられないです…。トップからラストにかけて、劇的に変化する香りではないと思います。個人的には、月桂樹の香るトップノートがお気に入り。この「祝福の日」は今まではアニヴェルセル表参道店限定で発売されていましたが、先日よりラルチザンのオンラインショップでも取り扱いが始まりました。

ラルチザンの香りは大好きで少しずつ集めています。クオリティが高く、個性的、なおかつ日常的に使いやすい。大好きなブランドです。が、7月1日より価格が値上がりしたのには大ショックを受けました。もともと安くないのに、二千円も値上がりするなんて!実はこれを知ったのは、値上がりした当日でした(苦笑)。前日に知っていたなら、今度買おうと思っていた一本を買いにお店に走ったのに。あーあ。今の価格に慣らされてしまうまでは、当分店舗では買わずにフランスからの個人輸入(これなら以前とほぼ同じ価格で買える。今のところは、だけど)に頼ることになりそうです。買うなら今のうちかもと思って、その欲しかった一本(青いスミレ、これは後日紹介)を先ほどぽちっと注文してしまった私なのでした。届くのが楽しみ。フレグランスは量り売りでも一杯持っているのですが、お気に入りのものはやはりボトルで手元に置いておきたいものです。
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by yuriha_ephemera | 2006-07-25 20:52 | フレグランス | Comments(2)
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