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「テント」前夜
夏バテ&多忙でなかなかプラについて書くことができないまま、武道館ライブ前夜となってしまいました。明日はPlastic Treeの武道館公演「テント」です。全国から友人たちが集い、ライブはもちろんのこと、とても楽しい一日になりそうです。天気は案の定雨…というか台風が来ちゃってますが(正さ〜ん。。。。笑)、それもまたプラらしいかもしれませんね。

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ものすごく個人的なことなのですが、今年はPlastic Treeに通い出してちょうど五年目と自分の中でも多少節目の年です。2004年の夏ツアー「東遊び」が初めて参戦したプラのワンマンライブでした。私は何かにはまると長く続ける方なので(NEW ATLANTISというサイトは来年の3月で10周年です)、そういう中で5年というのはまだそう長い方ではないと思います。とはいえ、短いというにはそれなりに重みのある時間でもあり、自分としてはなんだか感慨深いです。

5年間Plastic Treeというバンドを見続けた状況を振り返ってみると、ファンになった当初は予想していなかった事態となっているなと改めて思いました。プラはV系の中では爆発的ヒットはないものの安定した集客のある実力派バンド(メンバーの年齢も高め、若くない)というポジションで、今後もそんな安定的低空飛行が続いていくのだろうな…と当時は漠然と考えていました。あの頃はまさか武道館をやるバンドになるとは思わなかったし(しかも二回も)、ぶっち君がいなくなっているなんて想像もしていなかったし、ギリギリひっかかる状況とはいえオリコンのトップテンにランクインするなんて完全に予想外でした。そう、私がファンになった時よりも確実に着実にプラは新たなファンを獲得して、バンドの勢いは増しているのです。通常のジャンルよりもさらに人気が儚いヴィジュアル系のなかで、独自なポジションで安定した人気を獲得しているバンド、他にはあまり見当たりません。メジャーデビューして12年、しぶとく生き残ってきたことが逆に今となっては唯一無二の立ち位置を築いているのが面白いし、希有な例だなと思います。私自身5年間、ほどほどの熱心さでこのバンドを見続けてよかったと思うし、またプラに対しては感謝の気持ちで一杯です。2007年の初めての武道館は、「武道館できてよかったね」と心の底から思ったけれど、ぶっちゃけライブとしてそれほどよいものではありませんでした。でも今回は、新たなメンバ−を迎え入れてものすごくバンドの状態がいい今のプラは、絶対よいライブをしてくれる。そんな予感がしています。

これは一月くらい前に随分話題になった話ですが、清春さんがブログの中でプラについて触れていました(「アイラブ プラトゥリ」というエントリーです)。黒夢とプラは同じ90年代にヴィジュアル系のフィールドにいましたが、当然ながら次元が違いすぎて絡むこともなかったでしょうし、むしろ今になってこういう事態になっているのが面白いな…と思って見ています。ボーカルの声に癖がありますが、音楽的にはかっこいいし、もっと男性ファンがついて欲しいですね。そういえばプラは10月24日のV-ROCKフェスに出演が決まったようなので、これは行きたいと思っています。もともとこのイベントはどうしようかな…と迷っていたのだけれど、プラが出るなら迷わず行きます。10月下旬は本業の修羅場が重なりすぎていて発狂寸前(…)になっていることと思いますが、プラのためなら頑張って時間を作りますわ。

佐藤ケンケン(写真の左の人です。プラの平均年齢と平均身長を引き下げている、イケメン訛り九州男児です・笑。ドラムの腕もすごくいいです。)が加入して、メンバー同士の親密度がより増していて、今のプラのライブは本当によい雰囲気です。武道館でどんなステージを見せてくれるのか、今から楽しみです。
by yuriha_ephemera | 2009-08-29 21:27 | 雑記
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