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モリヒコ三号店「D×M」
札幌帰省記録。まずはカフェ編。札幌にはporoco(ポロコ)というローカル雑誌があります。カフェやグルメ情報などが載っているので、帰省するとチェックをして新しいお店開拓の手がかりにしています。porocoは毎年カフェをセレクトした特集号を出しているようで、その2010年版をぱらぱらめくっていたところ最初に載っていたお店がピンときたので出かけてきました。

札幌のカフェ好きでは知らない人はいないであろうモリヒコという名前。円山にある古民家を改装した森彦、ナチュラルなテイストの二号店アトリエモリヒコに引き続き、今年の3月にオープンしたのが三号店「D×M」。古い倉庫を改装したということで工場好きの血が騒ぎます。

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場所は札幌ファクトリーにほど近い場所。ファクトリーはNEW ATLANTISの活動の原点ともいえる場所なので(このあたりのことはtwitterに書きました、最近はtwilogを用いているのでここを御覧下さい)、立地も嬉しいです。今度からは一緒に回ろう。地図を片手に出かけたのですが店舗があまりに周囲に溶け込んでいて最初は見過ごしてしまいました。無骨な扉が期待感をそそります。

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店内にはそれなりに人がいたので思うように写真は撮れませんでしたがいくつかご紹介します。全体としては甘さのないインダストリアルなテイストで、無骨な空間のなかに遊び心が感じられてとてもよかったです。この吹き抜け部分が一番「工場」っぽいかな。私がいた禁煙エリアは女性客がとても多く人気が伺えました。喫煙スペースは完全に別でガラスの扉で区切られた別のエリアになっていました。

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窓側の席。オブジェのように工具が置いてあるのも私好み。工具や器械部品が好きで、だからこそそれをパーツとして用いたり空間を飾るディスプレイとして集めてしまいます。今回の帰省でもガラクタをいろいろ買い付けてきました。

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座ったテーブルにも遊びが。工具が噛ませてあります。ランプも何やら面白い形でリメイク品なのかもしれません。

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オーダーは一階でセルフサービス形式で、支払いは通常の喫茶店同様帰り際にというシステムでした。スタッフの制服が作業着的なツナギで、こういう部分まで工場的な演出がされているのがよいなぁと思いました。ランチセットもあったけれど、ドーナツが食べたかったのでこちらをチョイス。NY的なスタイリッシュなドーナツがたくさん並んでいたのでまた食べに行きたいです。

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インダストリアル的なテイストを取り入れつつもマニアックすぎず、居心地のよい気持ちよい空間作りと演出を手がけているのはさすがモリヒコだなぁと思いました。ここで珈琲を飲んでいたら工場萌え気分が高まったので、お店を出た後うっかり苗穂まで歩いてしまいました。以前から苗穂の産業遺産が気になっていたので、夏の帰省の時はマップを手がかりにいろいろ歩き回ってみようと思っています。
by yuriha_ephemera | 2010-05-21 22:51 | voyage
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