人気ブログランキング | 話題のタグを見る
芸術祭十月大歌舞伎
芸術祭十月大歌舞伎_c0077407_2054116.jpg

院友達たちと一緒に、芸術祭十月大歌舞伎に行きました。見たのは夜の部で、演目は仮名手本忠臣蔵の五段目と六段目、あと梅雨小袖昔八丈 髪結新三。私の歌舞伎の知識といえば大学時代に取った演劇関係の授業で渡辺保さんが歌舞伎を論じていたなぁとか、ほんとにその程度。荒俣宏好きだったこともあり2000年に松本幸四郎が出ている「夢の仲蔵」を見ていたりするわけですが、その時は「歌舞伎って何???」みたいな感じだったしねぇ。こんな超初心者なわけですが、とても詳しい友達がいたためいろいろと解説してもらえて、すごく楽しめました。初心者こそいい席をということで一等席を取ったのですが(1万5千円した。歌舞伎って高い。。11月に私が行くバレエのS席だって1万1千円だったのに…)、迫力がありましたねー。うん、よかった。すごく楽しかった。上手で花道から遠かったのが、残念といえば残念だったかも。

とりあえず見てみようという感じで出かけたわけですが、海老蔵がめちゃめちゃよくてびっくりしてしまいました。今まではスキャンダルとかそういうことしか知らなくて無駄に嫌っていたのですが、自分の認識を改めざるを得ませんでした。やっぱこの人すごいわ。圧倒的な存在感、体から仕草から滲み出る悪の匂いと色気。科白もほとんどなく(一言「五十両」だけだったと思う)、あっという間に殺されちゃう役だから本当に少ししか出てこなかったけど、彼の姿がいつまでもまぶたに残って忘れられませんでした。結局海老蔵目当てで11月の新橋演舞場での公演にも行くことにしたもんね、えへへ。海老蔵の弁慶、とても楽しみです。

ところでこの日の私の出で立ちですが、歌舞伎ということでいつもより派手めな色を選んでみました。Jane Marple2005年秋物のアイリッシュローズのJSKの赤に白ブラウス、2006年春物のドロワーズを履いてスカートの裾からレースをチラ見せ。足下は2003年の4連シューズ。このJSKはすごくお気に入りのアイテムなのです。あんま自分らしくない色かと思ったけど、形と色に一目惚れで似合う似合わないを度外視して買ってしまったというほど気に入っています。アイリッシュローズのJSKは後日紹介しますね。
by yuriha_ephemera | 2006-10-21 20:58 | 本・映画・アート
<< Made in COLKINI... 冬物第一弾 >>
AX