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柚子の季節
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この時期ついつい買いたくなってしまうのは、柚子のお茶やお菓子。今夜は、ルピシアの柚子茶と扇屋のゆず餅をいただきました。

かわいらしい木箱におさめられた小さなゆず餅は、毎年この季節になると買い求めるものです。羽二重餅に柚子が擦り入れてあり、さらに柚子の皮の甘露煮がへたに見立てて飾られています。このゆず餅は、秋から冬へかけての季節限定品です。見た目もかわいいし、お気に入り。

ルピシアのお茶はラベルに惹かれて買い求めたもの。個人的にゆず茶は、以前私がバイトをしていた某お茶屋のものが一番好きな味です。一年くらい働いていたのですが、お茶に興味があったので個人的にはとてもおいしいバイトでした。

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ゆず餅とお茶の写真。写真の器は、松波曜子さんのゆるりカップにゆるりプレート。松波さんはろくろを用いずに手で器を作られています。白をベースとした使いやすい色味ながらもどこか風化したような、朽ちて錆びた風情を漂わせている質感が魅力です。やさしい雰囲気と、ほんの少し漂うruinedな気配がとても好み。この写真ではあまり質感や色が伝わらないと思いますが、とても気に入っている器です。ちなみに茶色の部分は水で溶いた鉄を擦り付けて色を出しているとか。もっときれいに写真が撮れればいいのだけど(自然光がベスト)、暗い我が家ではどうしても光を当てざるを得ず、なかなか上手くいきません。

実は私、結構器も好きなんですよー。さすがにそこまでは手が回らないので、ほんのときたま余裕があったりご縁があった時に器を購入している程度で、現在のところ大したコレクションはありませんけど。お茶の道具や普段遣いのプレートを中心に、細々と器を買い集めています。シンプルで使い勝手のいい和の器が好きです。他の器も機会があればぽつぽつ紹介しようかなと思っています。

扇屋:文京区本郷5-26-5 東大赤門前
by yuriha_ephemera | 2006-10-24 20:38 | カフェ・食べ物
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