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ガラスの地球を救え
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Jane Marple2005年春物の地球儀リング。地球儀というのは偏愛アイテムで、ひそかにコレクションしているものです。ノーマルな地球儀、ぱかっと割ると中から月球儀が出てくるタイプ、高さ12センチのブリキ製の小さな地球儀といろいろ持ってますが、コレクションの中でもっとも小さいのが、この地球儀リングです。地球儀大好きなので、このシリーズが発売された時は本当にトキメキました。しかし残念ながら、今私の手元にあるのはこのシルバーのリング一つのみ。本当はお揃いのネックレスも買いたかったのですが、予約をしそびれて買い逃すという失敗をしてしまいました…。だから欲しいものは予約しないとダメなんだよなぁ、Janeは(とほほ)。

ところでこのリング、写真からも伝わるかと思いますが、つけた時に指の上から3センチほど飛び出すので結構ジャマです(笑)。慣れていないとひっかける可能性大。これをつけて出かけると「え、地球儀?」「凶器になりそう…」とよく言われます。そういう意味では決して「使いやすい」アクセではないのですが、お気に入りです。少年アイテムよねー、これは。地球儀の上の王冠がのっかっているのが、なんともJaneらしくていいです。

写真の背景に使っているのは、先日いただいた素敵な寒中見舞のカードです。星座早見盤風のデザインがとても好み。プラネタリウムに行きたくなる。そうそう、星座・プラネタリウムといえば、現在天文と音楽を融合させたライヴイベントのスタッフとしてあるプロジェクトに参加しています。久しぶりに星のことを考えるきっかけとなって、いろいろ刺激を受けています。また天文や星のことを勉強しないとな。学問として科学・物理学を究めることには挫折してしまったけど、文化やアートの視点から科学と向き合っていきたい、今はそう思っています。日曜に打ち合わせがあるので、楽しみです。

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おまけ写真。昨日クラブチッタに出かけた時の写真。ラ チッタデッラを通るたびに目を奪われるのが、この建物。数秒おきに色が変化していて、いつも立ち止まってしばらく見とれてしまう。「僕たちは塔の街に住んでいる そしてネオンの下で微睡む」という、漆原友紀が志摩冬青時代に描いた作品「バイオ・ルミネッセンス」を思い出す。「小景雑帳」というこのシリーズは、断片的なスケッチのような作品。彼女がさまざまなものを吸収しつつ描いたであろうシリーズで、インスピレーション源がまだ消化しきれずに、影響の跡が強く残っているものも多い。最初期の作品、習作と呼んでもいいようなシリーズ。でも、とてもとても好きです。「バイオ・ルミネッセンス」は、明らかに長野まゆみですね。

書き忘れそうになったけど、エントリーのタイトルは手塚治虫の漫画のタイトルです。といっても、実はまだ読んだことがないのだけど…。リングがガラスの地球だからという、安直な理由で拝借しました。指の上のガラスの地球は、くるくる回る。フラジャイルだけど、とてもきれいだ。
by yuriha_ephemera | 2007-01-19 11:48 | Jane Marple
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