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寒楽しかった仙台/かもめの玉子
仙台遠征から戻って参りました。とっても楽しかった!主目的だったはずのプライブは私が見た中で最も太朗さんの声が出ていないというアレレな感じでしたが、何にせよ初めての仙台を満喫しました。太朗さん、尋常じゃなく声が出ていなくて途中から「ああもう大丈夫なのかしら」と完全におかんモードになっていた私。私が見たプライブ史上最高に歌えてないライブでしたわ。。楽器隊の演奏が川崎よりずっとよかった分それが本当に残念だったのですが(みんなよかったけど、特にベースのゴリゴリ具合が好みでベーススキーにはたまらなかった。ただ正さんにしては目立つ凡ミスもあったけど)、アンコール2はめちゃめちゃ激しくて楽しかったです。アンコール2で、不完全燃焼気分はだいぶチャラになったかな。個人的に本編で一番よかったのは「少女狂想」、あとはアンコール2の「Ghost」「エンジェルダスト」「サイコガーデン」も熱くて激しくて楽しかったです。宇都宮のすばらしいセトリを見てしまったので川崎と全く一緒のセトリには多少がっかりしたけど、まぁこれは仕方のないことでしょう。ファイナル2daysに期待です。

仙台旅行ですが、これからぽちぽち記録を書いていこうと思います。一言で言うと「バンカラでバンギャでロリータな旅」でした(うわー)。キーワードは二高、プライブ、ヘッドドレス、です。趣味に走りまくりですな。

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さてさて、仙台旅行と言いつつ今日の写真は岩手県三陸の銘菓「かもめの玉子」。今回仙台遠征をご一緒させていただいた岩手在住のお友達Tさんからのいただきものです(ありがとうございました!)。見た瞬間「おおっ、これは…」と思わず唸ってしまったのは私が長野まゆみの愛読者だから。思えば遡ること12年前、『宇宙百貨活劇(ペンシルロケット・オペラ)』収録の「ことばのブリキ罐」を読み、そこで初めて「かもめの玉子」の存在を知った私。そのお菓子を今、こうして手にしているなんて。長野まゆみが大好きで大好きでたまらなかった頃の思い出が蘇り、途方もなく切ない気持ちになりました。いやもちろん今でも初期・中期作品は大好きなんですけど、新作を追いかけることは全くなくなってしまったから…。愛憎入り乱れるほどまでに夢中になるというその楽しさと苦しさを私に教えてくれたのが、長野まゆみとPlastic Treeでした。そんななかで長野まゆみからは離れ、Plastic Treeからはまだ離れられないのは、作家とミュージシャンという活動形態の違いなのだろうと思います。このあたりのことは、いつか機会があればサイトの日記に書きたいと思っています。

前置きが長くなりましたが、かもめの玉子。春限定のいちご味。さっそくいただきましたが、すごく美味しい!チョコレートコーティングされた中は、生地と白餡といちご味のソース。甘いのだけれどくどい甘さではなく、食べやすいし美味しいです。小さめのサイズもいいですね。かもめの玉子にすっかりはまってしまいました。次は定番の味に挑戦してみようと思っています。

宮沢賢治愛読者である私にとって、岩手・花巻というのはずっと憬れの地でした。ずっと行きたい行きたいと思いつつも、果たせなかった願い。でも岩手への想いは募り、今年の夏に岩手盛岡・花巻・遠野を巡る旅の計画をあたためはじめています。9月にはまた仙台に行くことになりそうだし、今年は東北強化年になりそうです。夏の岩手旅行も本決まりではないけれど、なんとか実現させたいところ。

お菓子がらみでもう一つネタを。旅先から相方に「仙台土産は何がいい?」と電話したところ「萩の月」と言われたので、めちゃめちゃベタなお土産を携えて帰ってきました。
私:「萩の月といえばさぁ、南国少年パプワ君に萩の月がらみのキャラがいなかった?」
相方:「ああ、ミヤギ君。」
私:「ミヤギ君!(爆笑) まんまな名前だな。」
ヲタ同士なので、萩の月を食しつつこんな会話が取り交わされました。ちなみに萩の月も予想より断然おいしかったです。カスタードがウマウマだし、ふんわりカステラとの組み合わせもいい。お土産、萩の月にしてよかったです。
by yuriha_ephemera | 2007-04-19 14:50 | カフェ・食べ物
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