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夏休み思い出帖*1 明るい街の小さな天文台
学生なので9月一杯は夏休みなのですが(こう書くとホントに学生はお気楽な身分だなと思う。院生になると実のところそこまでお気楽ではなかったりするけど、まぁ少なくともこういうところは)、8月31日を過ぎると感覚的には夏休みは過ぎ去ったものとなります。今後は遊びモードから学業モードにシフトして前ほど遊びネタで書けなくなるし、また忙しくてアップしそびれていた記事がたくさんあることもあり、この月の間に更新しておこうと8月を振り返りつつテキストを書いています。まずは途中で止まっていた札幌日記から。

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こちらは札幌在住のお友達Mさんと一緒に出かけた日の記録です。Mさんから中島公園に天文台があることを教えていただき、その写真がなかなかよさげな雰囲気だったので「次の帰省ではぜひ行きたい!」と一緒に天文台を見に行くことにしました。中島公園を訪れたのは本当に久しぶりです。小学生の頃、同じく中島公園の敷地内にある豊平館に連れて行かれた時以来じゃないかな(この豊平館は次のエントリーで取り上げます)。

最初に天文台の存在を知った時は、にわかにその存在が信じられませんでした。中島公園は地下鉄南北線の駅ですが、隣の駅がなんとすすきのです。ただでさえ夜も灯りが煌めく大都会の札幌なのに、ましてやすすきののすぐ側だなんて、どう考えても天体観測に向いている場所ではありません。一体なぜこんなところに…という疑問を抱きつつ出かけてきました。

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公園内を散歩しつつ見つけた天文台は、それはそれは小さくてびっくりするようなミニチュアサイズでした。周囲の高層ビルディングまでをフレームに納めることができれば一目瞭然なのですが、この写真でもだいたいの雰囲気は掴めるかと。天文台の第一印象は「かわいい!」。この風景に唐突に出現する小さな天文台がなんとも童話的・物語的です。

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外から眺めるだけではなく、天文台は内部の見学が可能でした。これは望遠鏡。昼間なので、太陽の黒点観測を行っているそうです。この札幌天文台は定期的に夜間観測会を行っています。タイミングがあえばぜひ私も参加したかったです。もう札幌に住んでいないからなかなか難しいだろうけど、いつか行けたらいいな。

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職員の方から札幌天文台のことを少し伺いました。観測には向かない立地条件だけど、市民への啓蒙と理科教育の普及のためにこの天文台は存続しているとのことです。もともとこの天文台は、1958年に北海道大博覧会が開催された時に雪印乳業の寄付により設立されたものとのこと。現在の口径20cmの望遠鏡は、1984年の寄贈されたものだそう。いろいろと不祥事があって雪印乳業は現在なくなりましたが、こんな背景があることは全く知らなかったので知ることができてよかったです。うちの家系はずっと北海道なのですが、祖母や母親も天文台と雪印の関係は全く知りませんでした。あまり知られていないエピソードのようです。

私にとって天文台という存在は、空と人の営みを結びつけてくれる施設であり、またある意味インスピレーションの源でもあります。三鷹にある国立天文台と並び、この札幌天文台は私の夢想を掻き立ててくれる存在となりました。

さてと、東京は台風も過ぎ去ったようだし、本格的に武道館への支度をはじめますか。明日はきっと、特別な一日になる。そう信じています。9月8日はPlastic Treeの武道館公演「ゼロ」です。
by yuriha_ephemera | 2007-09-07 19:16 | 雑記
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