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京都カフェ紀行*4 フランソア
今回の京都旅行ですが、実は観光が本来の目的ではありませんでした。出かけるモチベーションの8割が観光目的であったのは事実ではありますが(笑)、でも本来の用事もおろそかにすることはできなかったので、自由時間はさほど多くはありませんでした。おかげさまで初日ですでにバテバテになるほどあちこち出歩いたりとかなり無茶なスケジュールで行動しましたが、そこはなんとか気合いでカバーして乗り切りました。私はこと趣味や好きなものに関しては馬鹿力を発揮できるらしく、ありえないくらいのエネルギーが出たりします。そのパワーをなぜ学業に活かせないのでしょうね。。。。

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そんなわけで非常に慌ただしい京都旅行で人とも会えないと思っていたのですが、Kさんから携帯にメールをいただき、一時間だけという短い間ですがお会いして一緒におしゃべりができたのは本当にうれしい再会でした。お会いする場所として指定したのは、フランソア。ソワレからそう離れていない場所にあるカフェで、ここは実は初めてでした。今まではついついソワレやみゅーずに行っていたので、なかなか訪れる機会がなかったのです。

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扉を開けると、予想以上に広い店内に驚かされました。そして店員のクラシックな制服に視線が釘付け。労働のために服なので華美ではありませんが、素敵なデザインでとても好みでした。店内は禁煙そして喫煙とに分かれていて、煙草を吸わない私たちは禁煙席へ。バロックで重厚な喫煙の部屋に比べるとこちらは明るくもう少し軽やかな雰囲気でした。この写真は、私の座っているところから喫煙席を眺めたところです。店内はクラシック音楽が流れ、美しい音楽と心地よい人のざわめきで満ちていました。ここもまたよいカフェですね。

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禁煙席はこんな雰囲気です。フランソアの創業は昭和9(1934)年。京都の喫茶店の草分け的存在だそうです。ネットを探してみたらフランソアの面白い記事を発見しましたのでリンクをはっておきます。ぜひご覧になって下さい。こうした歴史もまた、面白いものです。

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こちらは喫煙席。フランソアらしい、重厚でバロックな雰囲気に溢れています。煙草の匂いは好きではないけれど、こちらにもぜひ座ってみたいので次回はあえて喫煙に座ってみようかしら。

わずか一時間という短い間ではありましたが、Kさんとお会いして近況を報告しあえたのはとてもよかったです。確か初めてお会いしたのは2000年頃だったと思いますが、私にとって2000年から2001年頃にかけてネットで知り合った方々は今でもほとんど交流が続いている方ばかりで、そう思うとこうしたご縁をとても不思議に感じます。mixiもブログもなく、それぞれが個人ホームページを作り掲示板や相互リンクなどで繋がっていたあの時代。ダイアルアップが当たり前だったあの時代。もう遠い昔のように感じられますし実際7〜8年も前の話しですからそれなりに過去ではあるのですが、それでもこうして縁が途切れることなく交流が続いているのは当時とはすっかり様変わりしているとはいえネットという媒体があるからなのだと感じています。また次もぜひ、京都でお会いいたしましょう。

フランソア:京都市下京区西木屋町四条下ル船頭町184
営業時間:10時〜23時 定休日はなし
by yuriha_ephemera | 2007-10-29 22:13 | カフェ・食べ物
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