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4段パンケーキでライヴは危険
22日、Plastic Treeのライヴ@六本木へ行ってきました。同行者は最近プラに巻き込んだ院友後輩K君(現在絶賛修論執筆中)。ライヴ前に腹ごしらえを兼ねて、新宿三越アルコット内の2 PIECE CAFEへ。何の下調べもなくふらっと入ったのですが、そば粉を使ったパンケーキが美味しいお店でした。そば粉というとガレットというイメージがあったのですが、パンケーキにも使うのですね。

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私が頼んだのはバナナとチョコレート(正確な名称ではないかもしれません)のパンケーキ。K氏はパンケーキ4段重ね+アイスたっぷりのフルーツパンケーキを注文。1500円でなかなかのボリューム。苦戦しているのを見て私がアイスを二つもらったりパンケーキも横取り食べたりしたのですが、K氏は昼もボリュームたっぷりだったせいか食べ過ぎになってしまったらしく、ライヴで気持ち悪くなったとのことで一抹の責任を感じています。ホントにすみませんでした。。。パスタとパンケーキをぺろりと平らげ、さらにライヴ後「大丈夫?大丈夫?」と言いつつブールドネージュを一袋食べている私がたぶんおかしいのですよね、あはは。

六本木ライヴですが、下手10列目くらいでほどよく押されつつ見ていました。私は慣れているけど、男性にとって女子に囲まれてぎゅうぎゅうはつらかったに違いない。改めて申し訳なかったです。ライヴの感想はプラ日誌の方にアップしようと思っているのですが、ごく軽くメモ程度にこちらにも。ステージセットは切り紙細工のような星や月などがぶら下がり、私の好きなテイストでした。足穂的な世界観や学芸会のステージの情景が入り混じった箱庭。最初の曲「眠れる森」でステージ背景の電飾が灯り、より一層ニセモノめいた星空が出現する。「眠れる森」という曲が描き出すほの暗い心象風景とステージの光景が重なって、心に沁みました。セトリは「ネガとポジ」+「B面画報」。エンジェルダストのリズム隊の音、黒い傘からアンドロメタモルフォーゼにかけての鬼気迫ったドラミングが印象に残っています。メンバーが皆いい表情をしていて、それを見ることができたのがとてもよかったと思う。ラフォーレ六本木はいい思い出がないハコでかなり苦手なのだけれど、今日は初めて素直に楽しめたように思う。とはいえ、なるべくならこの会場で二度とライヴをして欲しくないというのが本音ですが。見にくいし、この会場は嫌、相性が悪いと言っている人が多いですしね。私もあまり相性が良くないので、楽しめたのは自分でも結構意外でした。

武道館はスペシャルな場としては素晴らしいですが、やっぱりプラを見るならハコだなと思います。音のほどよい密室感。武道館では空間が広すぎて、音が拡散して薄まってしまう。浸っていてちょうどよい濃さの光と音が、私にとっては東京のハコなのだ。だから、嫌いな会場とはいえ六本木はやっぱりよかったです。言葉であの情景を伝えるには、まだ私の力は足りなすぎる。映像でも捉えきれない、あの空間の温度をもっと伝えることができたらよいのに。
by yuriha_ephemera | 2007-12-23 15:25 | カフェ・食べ物
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