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大阪旅行紀*1 万博記念公園
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2月17日、大阪。午前9時半の開園にあわせて、万博記念公園へ出かける。なぜずっと万博記念公園へ出かけたいと思っていたのか、実はよくわからない。1970年に開催された日本万国博の跡地は現在は巨大な公園となっている。膨大な敷地を歩いても、かつてのパビリオン跡地を見回っても、70年の狂騒など嘘のように今は静まり返っている。「人類の進歩と調和」をテーマに掲げ、シンボルとなった太陽の塔の中には生命の樹を軸に「地下」「地上」「空中」の3展示部門が作られたという。日本庭園内にある部屋でその映像を見たが、画質の悪いその映像は70年代の日本映画を見ているようで、私にとっては奇妙なほど現実感がない。現在太陽の塔は閉ざされ、立ち入ることはもちろんできない。しかしこの静かな公園の中で太陽の塔だけが奇妙なほどに存在感を放ち、それはやはり一種異様な光景と言える。例の事件で閉ざされたエキスポランド、静まりかえった遊園地、動かない観覧車、無人のジェットコースターとともに、この公園の光景は私の中にある種の強い空虚感を残している。

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出かけた時は梅まつりの真っ最中。16日からで蕾の木が圧倒的に多かったけれど、種類によってはきれいな花を咲かせているものもあった。

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日本庭園へ向かうために歩いていて出くわした奇妙なオブジェ。イサム・ノグチ作「月の世界(Moon World)」。万博開催当時は「天の池」の中にあり、噴水の一部となっていたとか。現在はこうしてモニュメントとして残されているが、平和のバラ園から月の世界と太陽の塔を一緒に眺めると変な光景で面白い。

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日本庭園そして自然文化庭園は巨大で、とても2時間半では見回れず、かなりな早足でざっと3分の2を歩き回ったというところか。一番面白かったのは、自然文化庭園の「ソラード」。「空中観察路や展望タワーを通して、立体的に空間をかつようすることにより、森の大きさ、生態などを観察することができます」とあるが、高所恐怖症の人には絶対おすすめできない空中散歩はなかなか楽しかった。こんな寒々しい季節ではなく、緑と生命が溢れる時期に来たら自然観察もできてもっと楽しいだろう。写真を何枚か撮ったが、途中から天気が崩れてきて空が灰色に変わり、どんどん色彩が沈んでいったのでどれも使えるような写真ではなかった。朝イチで太陽の塔の写真を撮っておいてよかったと思う。入園した時は、抜けるような青空が広がっていたのである。

万博記念公園内には国立民族学博物館・大阪府立国際児童文学館・大阪日本民芸館もあるが、国立民族学博物館しか開いていなかった。民博だけ駆け足で見回ったが、本当は大阪府立国際児童文学館の方が見たかった…。タイミングが合わずに残念。
by yuriha_ephemera | 2008-02-18 19:14 | 雑記
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