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小樽、蒸氣機関車をめぐる旅
先ほど東京に戻ってきました。短縮二泊三日の札幌帰省は案の定慌ただしい限りでした…。あまりに時間がなくて、札幌Janeに行きそびれるという自分としてはありえない結果になってしまいました。十一月だけは根性で出かけて、またまた素敵なガラクタを一山購入。そして15日は一日Mさんと一緒に小樽にお出かけと(10時集合夜の10時解散という一日みっちりでした)、慌ただしいなりに楽しんできました。今回の札幌帰省の記録は6月以降、少年展以降になってしまいそうなので、取り急ぎハイライトをお送りします。

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今回の小樽旅行は事前に漠然と「手宮線で写真を撮りたい」「小樽市総合博物館でSL、そしてドームシアターで上演されている「銀河鉄道の夜」を見たい」という話しが出ていたのですが、出かけてみると予想以降に「蒸気機関車」という軸に貫かれた旅になりました。これは実際に乗ることができた、SLアイアンホース号にて撮影した一枚。この中で撮影したMさんの写真は、色合いがとてもきれいで自分でもなかなかお気に入りの仕上がりとなりました。

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以下の二枚はMさんに撮影していただいたものです。首からアナログ一眼の愛機OM-1をぶら下げていますが、結局こちらはほとんど使いませんでした。デジカメに慣れ切ってしまって、撮影したものをその場ですぐ確認しないとダメな体質になってしまったようです。ああ、なんたる堕落!普段からもっと銀塩カメラに触れていないと、いざという時に撮影に使えなくてダメですねぇ。撮影場所は一等車輛の中。開拓史のマークの北極星が内部にあしらわれていたのでたくさん写真を撮りました(後日紹介します)。小樽市総合博物館は非常に楽しい場所で、激しくおすすめです(特に少年系好きな人に)。定番の観光地ではないけれど、小樽へお出かけの際はぜひぜひお立ち寄り下さい。

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小樽文学館から外へ出てゆく時の階段にて。小樽文学館にある喫茶スペースはとてもお洒落で居心地がよくて、おすすめです。こちらもまた後日紹介。小樽文学館では本の掘り出しものも見つけることができてほくほくでした。古いコバルト文庫を含め、氷室冴子本を四冊も手に入れてしまいました。

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廃線となった手宮線での撮影も今回の小樽旅行の目的の一つでした。小樽市総合博物館を見ていた時は時折天気雨がぱらつくなど不安定だった天気も、小樽文学館を出る頃にはすっかり青空に。ふふん、わたし晴れ女だもんねー(なんか偉そう・笑)。というわけで無事手宮線での撮影も行うことができました。手宮線での撮影中、なんと野良猫が寄ってきてファインダーの中におさまってくれました。おかげさまで「廃線・少年・猫」という物語ちっくな写真が撮れました。これは予想外の出来事で、写真を撮っている私もびっくり。撮影とともにひょいと現れて、一通り撮影が終わるとまるで空気を読んだようにまたひょいといなくなった、なんだか不思議な猫でした。写真は線路の上をてけてけ歩き、去っていった猫の後ろ姿です。
by yuriha_ephemera | 2008-05-17 00:45 | voyage
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