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小樽文学館
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時間がないので、手短かに更新。小樽のひそかなお気に入りスペース、小樽文学館のカフェスペース。文学館自体は正直中身がちょっと薄いなと思うのですが(すみません)、無料で入れるこの喫茶スペースはとっても素敵です!!カラフルだけれどポップすぎない、この絶妙な色の組み合わせが目に心地よく、ここに来るとのんびり雑誌をめくったりしてゆっくり過ごしてしまいます。インターネットができたり、お茶も飲めたり(セルフサービスで、お代は心付け)、よい場所ですよ。

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小樽文学館には古本をリサイクルするシステムがあり、一人五冊まで本を持って帰ることができます(こちらも喫茶スペース同様お代は心付け)。いろいろと掘り出し物があり、悩んで悩んで5冊に絞っていただいてきました。まずはこれ、2002年の『活字倶楽部』。特集が女の子の小説なのはもちろんのことを、表紙のイラストが欲しくていただきました。魚月かなさんが表紙を描かれているのですが、魚月さんのサイトは私がNEW ATLANTISを立ち上げる前から、おそらく1998年頃から見ていて憧れていたサイトでした。これが発売された時は書店でチェックはしていたけれど、買ってはいなかったのでこうして手に入ってうれしい。この写真ではわからないと思いますが、少女が手に持っている本は「銀河鉄道の夜」なのです。そう、今回の小樽は「銀河鉄道の夜」がキーワードだったのですが、小樽文学館で手に入れた雑誌までキーワードに絡んできています。手宮線の猫といい、今回の旅はいろいろな意味で出来過ぎなくらいの旅でした。

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そしてこちらは現在の私のひそかなブーム、氷室冴子本。古いコバルト文庫を含め、4冊いただきました。一冊100円じゃ安いよな〜と内心思いつつ、500円を代金箱に入れておきました。お友達のMさんも掘り出し物があり、94年頃の長野まゆみさんのインタビューが載っている『活字倶楽部』や鳩山郁子さんの作品が載っているJUNE(単行本未収録)を発掘されたそうです。こうして書き出してみると、私が「少女」そしてMさんが「少年」とものの見事にわかれているのが面白いです。
by yuriha_ephemera | 2008-05-18 09:48 | voyage
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